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ワンちゃんの胆嚢がキウイになったら🥝要注意!胆のう粘液嚢腫

飼い主様方、ご存知の胆嚢(たんのう)もちろん、ペットのワンちゃんやネコちゃんにもあります

胆嚢は肝臓で作られた胆汁を胆嚢で濃縮して胆管を通して十二指腸へ流し消化の大事な働きをしています。

この胆汁のなかに含まれているコレステロールやビリルビンが結晶となり大きくなってできたものを結石といいます。

ただワンちゃんの場合は、もちろん結石もできることがございますが、石にはならず胆嚢の中がドロドロになり最終的には胆嚢の動きが悪くなると胆嚢自身が古くなったボロ布のようになり破裂し腹膜炎などが起こってくる知らないうちに進行する病気が胆嚢粘液嚢腫です

緑の部分を超音波エコー検査している画像

健康なワンちゃんの胆嚢のエコー所見

黒く見える部分にサラサラの正常な胆汁が溜まっています

キウイフルーツを切ったような模様の胆嚢

胆汁が固まって硬くなってしまっている

破裂すると胆汁性腹膜炎など危険性が!!

 どうぞ、特にワンちゃんの飼い主様、元気だと思っていてもこの病気は直接肉眼では見えません!!

予防や進行抑制の方法もございますので、まずはご自分のワンちゃんの胆嚢を、一度覗いてみてくださいね!!🔍

もちろん使うのは超音波画像装置(エコー)ですのでワンちゃんに痛みもありませんし、麻酔などの処置も必要ありません(^.^)